どんと祭で焼く前の放射線量を測った件

どんと祭では,正月飾りを屋外で焼きますが,正月飾りに松やわらが含まれるので,それらに付着した放射性物質が舞い上がるという話がありました。本日からどんと祭なわけなのですが,一昨日に焼く前の周囲の放射線量を測定してみました。

バックグラウンドを測定した後,積まれている正月飾りの周囲を測定しました。


バックグラウンド値は0.08~0.1μSv/hで,周囲は0.07~0.09μSv/hでした。使用機器:はHORIBA Radi pa-1000 です。

実際に積まれているものを見ましたが,正月飾りといっても,松やわらはあくまで一部分で,多くは紙類です。また,正月飾りに使用されている松やわらに,汚染されたものが使われているとも考えづらいので,バックグラウンドと同程度で,線量率で捉えられるほど汚染されていなかったのも納得がいきます。

以上から,どんと祭で燃やしに来てもそんなに気にすることではないのではと思いました(それでも気にする人は気にすると思うので,その場合は今年は燃やし来るのをに止めるのも良いと思います)。