災害ボランティアに参加した件

本日,1日オフだったため事前にボランティア活動について調べたところ,仙台市北部津波災害ボランティアセンターでボランティアを募集しているのを見つけました。ゴールデンウィーク中は石巻南三陸町など多くの被災地でボランティア募集を一時的に取りやめるなどがあったようですが,原則仙台市民のみということでしたのでこちらに行ってみることにしました。

場所は仙台市宮城野区新田東4丁目1番1号の宮城野体育館でしたので,自転車で向かいました。しかしこの小鶴新田あたりは,結構地震の影響があったようで,比較的新しい街なのですが昔が田んぼだったからか道路の隆起や陥没が見られました。

災害ボランティアセンターに到着したあとは,申込用紙を記入提出し,必要な名札等をもらったあとは他の参加者と椅子に座って待ちました。150名はいたでしょうか。女性も結構いました。GWで普段より多いかどうかはわかりません。後は,スタッフの方々が調整のついたボランティア活動のマッチングを行うので,自分の希望する活動があったら申し出て(それに任せられれば)マッチングは終了です。

基本的に複数名でチームを組みボランティアにあたります。他のメンバーと一緒にルールや注意点の説明をスタッフから受けた後,必要資材を携えて現地に向かいます。自分のチームは蒲生の方で津波の被害にあったお宅から泥だしを行う活動でした。

活動は昼休憩を除き正味4時間程度でしたが,肉体労働なので体力を使いました。お宅は1階部分が全て浸水していたので,今日1日では終わらず,引き続き明日以降もボランティアが入るようでした。

その後は元のセンターに戻り,借りた資材類を洗って返却し,活動報告を記入提出し終了です。現在は15時までで現場作業は終了としているので,最終的に16時頃には解散となるようです。

蒲生周辺は1~2mくらい津波が来たようでした。周辺もがれきの山で,何とか形を保っている家が多いですが,例によって1階部分は浸水しいるので住めません。水道,電気はOKでした。同じ仙台でもこの周辺は別世界のようで,まだまだいろいろな方々の力が必要なエリアだと改めて思いました。ボランティアも市内の方だけでなく,かなり遠方の県から来ていた方もいらっしゃいました。たいへんありがたいです。

なお,上記のような作業にあたることが多いので,作業後はたいへん服が汚れます。汚れても良い格好や着替え,水を通さない手袋(ゴム手袋)や長靴,帽子は必須ですし,現地は粉塵や汚水の飛沫もあるのでマスクもしたほうが良いです。